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2021.2.5

プレスリリース

BPMとDNPが資本業務提携

〜デジタルトランスフォーメーションを活かして建物メンテナンス関連の価値創出を推進〜

大日本印刷株式会社(本社:東京、代表取締役社長:北島義斉、以下:DNP)は今回、建物のメンテナンス業務を管理するSaaS(Software as a Service)の開発・提供を行うBPM株式会社(本社:東京、代表取締役社長:桐原康輔)と資本業務提携の契約を締結しました。

今後両社は、住宅・オフィス・商業施設等のメンテナンス等を行う業界において、デジタルトランスフォーメーション(DX)を活かして、建築物のリフォーム業務に関連するITプラットフォームの構築や、顧客となる生活者にとっての新たな価値を創出するサービスの開発などを目的として、共同の取り組みを進めていきます。

【資本業務提携の目的】

DNPは、住宅やオフィス、医療・介護施設、商業施設やホテル、鉄道車両や自動車などの多様な空間のすべてを「生活空間」と捉え、そこで使用する内・外装材をはじめ、総合的なソリューションを提供しています。また、情報通信技術を活用してビジネスや暮らしの価値を高めるDXの潮流を捉え、企業の課題解決および生活者の感動体験や利便性向上につながる新しい価値を提供しています。

BPMは、建物メンテナンス業務管理SaaS「Qosmos」の開発・提供を行い、当サービスを導入する各社の業務の改善・効率化につなげています。Qosmosは、建物のメンテナンス・施工に関わる不動産管理会社や修理業者の情報連携を促進し、工事作業の依頼から報告管理、保守点検に至る一連の業務を効率化します。

両社は今回の資本業務提携によって、それぞれの経営資源を相互に有効活用して、シナジーを創出していきます。建築資材データベースの整備、修繕データの蓄積、現地調査や見積り作成を効率化するサービス、受発注システムの開発などを通じて、DXを活かした建物メンテナンス業界向けの価値創出を推進していきます。

■DNPについて

幅広い事業分野で多様な製品・サービスを提供する世界最大規模の総合印刷会社。独自の「P&I」(印刷と情報:Printing & Information)の強みを掛け合わせ、多くのパートナーとの連携も深めて、社会課題を解決するとともに、人々の期待に応える新しい価値の創出に努めている。

*企業サイトURL → https://www.dnp.co.jp/

■BPMについて

Branch Point(分岐点)のマネジメントを標榜して2011年に創業。以来、建物メンテナンスの施工管理やリフォーム工事、不動産管理会社向けのコンサルティングなどを行っている。これらの業務で培った知見を活かし、建設業・不動産業向けのシステム開発を2017年に開始。2020年に建物メンテナンス業務管理SaaS「Qosmos」のサービスを開始して、不動産管理会社や修理業者向けにサービスを提供している。