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お知らせ
2024.4.1
お知らせ
【SUKKHA】活用事例(東北日発 本社工場)を公開しました!
「脱・紙運用」の一歩目で大幅な工数削減に成功
データ活用で目指す先は「設備可動率の常時可視化」
自動車用サスペンション、金型用ダイスプリング、産業・住宅関連ばね、自動車用シートフレームなど、あらゆる分野のばね製品を生産する東北日発株式会社(本社:岩手県北上市)は、2023年からSUKKHAを活用しています。
今回は技術部長・清藤様、保全工作係長・藤戸様に、SUKKHA導入前の状況からその効果、今後の展望までをお伺いしてまいりました。
ニッパツグループ、東北日発について
世界トップクラスのばねメーカー「日本発條(ニッパツ)」グループの一員として、自動車部品(バネやサスペンション、シートフレーム)を中心に様々なばね製品の生産に日夜勤しんでいます。
お取引の一例としては、東北地方にあるトヨタ車の工場にリア周りのシート(シエンタ、カローラ、ジャパンタクシーなど)を納入していたり、自動車関連以外にも大手住宅設備メーカーのシャッター巻き上げ用ばねなどに弊社製のものが使われています。
この本社工場(北上市)と奥州工場の2拠点で、総勢200名を超えています。今回は本社工場の中の保全部隊16名(さらにその中のシートラインの8名)を対象に業務改善を行っています。
抱いていた課題感、SUKKHAとの出会い
技術部は「生産効率の最大化」が至上命題ですので、いかに求められる生産量を担保するための納期やリソース、コストをコンパクトにするかが問われてます。その中で藤戸が取りまとめる保全工作係は「設備の想定外な稼働停止=ロスを最小限に抑える」という重要なミッションを担っています。
しかし、以前のオペレーションはというと、
・定期点検を行う際はまず、数百ある設備点検用の原紙の中から当該のものを探す
・現場に持ち込んで記入し、その紙ののまま書庫へファイリングして保管
であったため、
・紙運用のため、急いで殴り書きした字など可読性が低い
・非常にかさばり、数千-数万枚もの記録用紙の保管場所にも苦慮
・過去履歴を遡って確認する際も、時間をかけて書庫から必要な記録を発見
・転記するシステム等もなく、点検の不具合内容、部品交換履歴がデータとして扱えず
・簡易メンテナンスなどでは記録の抜け漏れ
といったことが常態化し、効率を追い求める体制が整っていませんでした。
この状態を何とか変えていきたいと思っていた矢先、SUKKHAの存在を知ることとなり、私たちのニーズにも合致していたことから導入を決断しました。
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本事例の完全版はこちらからダウンロードいただけます。
SUKKHAについて
SUKKHA(スッカ)は設備保全を起点として、製造現場の売上拡大、コスト削減、生産性の向上に寄与する「データプラットフォーム」です。
ペーパーレス化、PLC、センサ等IoTシステムの設置、基幹システムの構築…「手段」「点」に過ぎない段階で終わってしまうDXではなく、蓄積された設備のデータが日々起こる問題に対処するために活用される「目的志向」「線→面」なDXが必要だと考えています。
「製造そのものと、そこに関わる人の監視すらも非効率の一翼を担っている」
「効率化を妨げる根本原因、改善余地は設備にあるのではないか」
「どうすればマシンレートを改善できるか/どうすれば計画外のダウンタイムを低減できるか」
本件やサービスについてのより詳しいご案内については、下記より承っております。
https://lp.sukkha.net/